FC2ブログ
プロフィール

テツロー

Author:テツロー
石川県白山市のデントリペアと車の修理屋
プロテック ニシ
のブログにようこそ

石川県白山市宮保町1138-1

お問い合わせは
電話
090-7080-2977
メール
stage2424@gmail.com
まで

最新トラックバック
訪問者

BMW mini CVT EP表示修理

mini14.jpg
mini20.jpg
 CVT内への配線のショート修理後、XPとEP表示を繰り返すようになったミニONE
 金沢市のGガレージさんにボッシュの診断機をあてて頂いた所、トルクコンバータークラッチアース側にショートなる診断結果が出てきた。

 この診断機、緑色のちっちゃな弁当箱にしか見えないけど、80万円ぐらいするそう。
 「なにでそんなに高いの?」と思っていたが、診断してもらって確かにすごいと思ったのは、トラブルコードが出る原因になった故障の起こった瞬間を、すべて記録して表示してくれる所。
 今回の場合は、アイドリングでは出ない異常が、走行しだしたとたんに大量に発生し記録されると判明した。

 これなら、「一回だけチェックランプが点灯した」とか、「たまにしか異常が発生しない」とかいうややこしい修理でも原因が判明しやすいでしょう。
 すぐれものです。
 買えないけど。

 とりあえず、故障コードの原因がコンバータークラッチなるものにある事が解っただけでも大助かり。
 g-ガレジさんありがとうございました。

 ここまでが診断機のお仕事、ここからは整備士さんの領域。
 このCVTスバルのプレオのようにコンバーターがあるわけではなく、エンジンとのトルクのやり取りは、油圧の多板クラッチのはずなので、クラッチ本体の故障というより、それを制御しているソレノイドがショートしていると考えた。
 大急ぎでコントロールバルブを取り外し、ソレノイドの抵抗をはかってみると(3っつしか無いのですぐでした)ひとつだけ、0.3Ω位の低い抵抗値を示すのがあり、走行状態に近づけようとして、ドライヤーで暖めると0.00Ωにまで下がる。
mini16.jpg

 これなら、メインコンピューターがショートと判断しそう。
  もう一台のミニからバルブボディを取り外して、同じソレノイドの抵抗を測って見ると、こちらは2.2Ω。暖めても1.1Ω。
 なんとも微妙な抵抗だが、ゼロではないので、これが正常値?

 もう納期もだいぶ過ぎていたので、バルブボディごと正常なもの付け替える事に決定。
 失敗している時間は無い状態なので、それで勘弁していただきましょう、もう2日もまともに寝てないし。

 バルブボディを付け替え、20リッター6万円の高っかい純正オイルを入れて、祈る思いでエンジンをかけると、、、
 
 無事、EP表示が消え、XP表示だけになった。
 これでなおったかと確信したが、今度はCVTのベルトがすべっているのか前進も後退もしない。

 とほうにくれながら、もう一度バルブボディをよくよく眺めていると、一部分不自然なところがあることに気づいた。
 とりつけ方がもう一とうりあるような感じの所。

 これを間違えると、動かなくなるらしい。
 
 気をとりなをして、ついでにバルブボデイを清掃しなおしてからくみ直し、もう一度エンジンを掛けると、今までの事が何ごともなかったかのように、スムーズに前後するようになった。

 後は、変速の制御を学習させるだけ。
 
 ディラーさんの整備士さんに無理をいって教えてもらった手動の学習制御の方法を「ホントにこれやるのか?こんなことしてエンジン壊れないのか?」と思いながらやってみると、XP表示やXD表示から通常のPやD表示に変わり、普通に走れるようになった。

 街乗りから高速走行まで試してみたが、何も問題がない。
 というより、清掃されたバルブボディと、新品のオイル、クラッチと変速制御も学習しなおされたCVTは快調そのも の。トルコン車のように、最初のスリップがすくないので、ダイレクト感が強く、以外と街乗りしやすかった。
  噂にあるように、発進しにくいとかはまったくなかったし、意外といいかも。

 長い長いミニONEのCVTとのおつきあいもこれにて終了。
 

 

 
 
 

bmw minione cvt 4

mini14.jpg
突然、エマージェンシーモードに入って、まともに走行できなくなったミニ。
シリンダヘッドの突起に配線がショートしたことで、コントロールユニットに入るべき電源が切れたことが原因だった。

 配線を修理し、ヒューズも切れなくなったが、今度はXPという表示とEP表示が交互に出るようになった。

 XPという表示は、CVTが学習モードに入ったことらしく、これによりCVTユニットとメインコンピューターの通信が回復した証拠。
 EP表示は、CVTのどこかに故障があるという表示。

 ミニ君のコンピューターは、「学習モードに入りたいけど、まだ故障が残ってますよー」と言いたいらしい。

 こうなると、BMWミニ用診断機が必要になる。
 「診断機が直接、故障を直してくれませんよ」とこの前書きましたが、やっぱりないと困るな。

 元受さんから紹介してもらった、金沢市のぐりんがれーじさんにお願いしてボッシュのテスタ当ててもらうことにしました。
 お若いのに、とても研究熱心な店主さんでした。

 つずく

BMWミニONE CVT EP表示修理3

mini20.jpg
 突然、CVTのエマージェンシーモードに入ったBMWミニONE

 表示の原因は、ユニットに入る電源のヒューズが切れることまでは解った
 では、ヒューズが切れる原因は?

 ヒューズを入れなおして、どこから調べるか考えながら、何気なくエンジンに手をつくと、バチッという音とともに、ヒューズボックスから青白い火花が飛ぶのが見えた。
 何せ、この作業をしているのが、夜の10時ごろ、しかも、工場の都合で、外での作業だったので、寒さで倒れそうだったが、逆に偶然が味方してヒューズ切れの現象を再現しやすくなった。
 エンジンに少しの衝撃を与えるだけで、ヒューズが切れるようだ。
 mini9.jpg

 何本もヒューズを用意して、エンジンや配線をコンコンたたいていると、バチッとヒューズが飛ぶ。
 どうやら、シリンダブロックの前のほうでショートしているみたいだと追い詰めてきたところで、エンジンルームから白い煙が出てきた。

 あわてて、バッテリーのターミナルを引き抜き、煙の場所を探してみると、シリンダヘッドのリヤ側、ちょうどラジエーターキャップの下あたりの配線が発熱していた。
mini11.jpg
この部分の配線を引きずり出して、配線のカバーを向いて見ると、見事に被覆が溶けて黒焦げになっていた。mini12.jpg
カバーを取り除くとこんな感じになっていました。
mini10.jpg
見事に黒こげになった配線。
たどって行くと、CVTの中に入っていく配線で、ヒューズの切れる原因はここでした。
mini13.jpg
 では、なぜ配線がショートしたのか?
 ショートした部分のエンジン側は何故かのこぎりの歯のように突起がでている
 こんなところに配線が通してあれば、エンジンの振動で穴が開いてもまったく不思議ではないと思うんですが?
 だいたい何のために、こんなところに突起がでているのか?

穴が開きかけた配線に、LLCを交換したときか、パワステホースを交換した時か、ジャッキをおろした瞬間のエンジンの揺れでか、とどめをさしてしまったみたいでした。これが、点検後EP表示になった最初の原因だった。
 
 ドイツ車の配線の被覆は、年数が経つと硬化しがちなようで、この車両の配線は寒いときには強くこの突起におしつけられているようだった。
 さらに驚いたのは、この部分の真下は、CVTのハウジングの形状により、ごみが溜まりやすいらしく、このミニ君の場合、松の木の枯れ葉のような物がたまっていた。
 もし、ヒューズが切れずに、あのまま配線が過熱し続けたら、、、


 今回は原因を探して故意に何度もヒューズをわざと飛ばしていた結果で、通常は配線が溶け出す前に、必ずヒューズが切れてくれると思いますが、 
CVTミニ乗りの皆さんは、だまされたと思ってもいいから、一度ここの部分を点検してみた方がいいと強く思いますよ。走行中いきなりEP表示、そしてエンジンがレッドゾーンに、、、結果CVTのベルトが切れて、、なんていやでしょう?
 
 
配線を修理し、ヒューズを取り付け、エンジンをゆすってもたたいても切れなくなりました。
CVTユニットへの電源は復活。
これで、修理完了かと思いきや、まだまだあまい、今度は、メーターにXP表示とEP表示が交互に出はじめた。
mini15.jpg


このミニ君とのお付き合いはまだまだ続きます、、、 、、、


 

 

BMW ミニONE CVT EPランプ表示修理2

mini20.jpg
整備後、突然EP表示(CVTのエマージェンシーモード)に入り、変速もせず、発進も後退もがくがくしてまともにできなくなったBMWミニ。

 今から考えると、もともと故障しかけていた部分がこの整備を最後の引き金にして発現したことがわかる。

 まず、ディーラーの知り合いや、ネットで情報を集めようとしたが、ミニのCVTに関してはあまりはっきりした情報がなかった。
 多かった意見では
 バッテリーの電圧が下がったから、またはバッテリーを外したり付けたりした時のスパークでユニットがやられた。
 シフト部分の故障でシフト位置が不明になったから。
 本体の機械的故障=cvtまるごとダメ
 
 まずは、バッテリーが弱って、ユニットのプログラムが消えてしまうという説 
確かに、展示車でバッテリーが弱り、引取りの時ジャンプコードでつないでかけたし、バッテリーが弱っているといえばそのとうりなので、まずはバッテリーを交換し、やっとの思いでディーラーさんまで走って、ユニットのプログラムのリセットをお願いしてみる。
 しかし、ディーラーさんが言うには、「バッテリーのせいでプログラムが消える事など見たことがない」との事。
 また、cvtユニット自体はそれほど高度に複雑なプログラムが入っていないとも言っていた。
 
 とりあえず納期も迫っていて、せっかくきたので、ミニ君を預け、テスターをかけ、cvtのリセットとプログラムをお願いしてきた。
 数時間後様子を見に行くと、担当のサービスマンさんが出てきて
 「CVTと通信できない、ユニット自体か、そこまでの配線、電源をひとつずつ追いかけていくしかない」
とお返事があった。
 
 納期ぎりぎりだし、預けて帰るわけにいかないので、とりあえず配線図を出してもらって40キロしか出ないミニにのって大急ぎで工場にかえる。
 まずはユニット本体を取り外して、元受さんが無理をして用意してくれたもう一台のミニに取り付けてみると、表示は正常のPのまま、走行にも問題ない。
 どうやら、ユニットには問題がなさそう。
 今度は、正常に走るミニのユニットを問題のミニ君に取り付けてみると、やっぱりEPモードに入って走れない。
 やはり、ユニット自体には問題でなく、車両側に問題があることがわかる。
 また、エマージェンシーモードに入る入らないや、故障のメモリーはCVTユニットではなく、DMEが行っていることもわかった。

 ユニットでないとすれば配線、特にCVTユニットへの電源とアースを調べることにして、デーラさんにだしてもらった配線図を見ながら調べると、ユニットに電源がきていなかった。
 上流までさかのぼっていくと、配線はヒューズボックスに入っていく。
 配線図見直すと、何だよ、ヒューズ番号まで親切に書いてあるやん。
「これだけ大騒ぎしてヒューズ切れだったら恥ずかしいな」と思いながら
ヒューズを見ると、はい、切れてました。
mini9.jpg
 新しいヒューズを差込んで、さあ試乗に。
 「これで直っててくれ」と思いながら走ると、EPモードの表示のままだが、今回は変速もして調子よさそう。
 「あとはリセットしてプログラムしなおせば完了だな」と思って工場に帰りかけると、突然、ドンというショックとともにまた40キロしか出なくなった。
 工場にかえってヒューズを見ると、案の定また切れていた。
 「ヒューズ切れの原因さがさないと、、、今日も徹夜だな」
 整備の実際はこんなもの
 デイラーでテスターあてて修理完了とか、ヒューズ替えて終わりになる事などないんです。

OBD診断機が当たり前になってきたこの時代だけど、診断機自体が故障を修理してはくれない事は、診断機を使っている現場の整備士さんなら解ってくれること。
 ここは、田舎なんで、ごくまれに「ディラーでテスターあててくればなおるだろ」的な事をブローカーさんや、ほかの修理屋さんに言われたりするんですが、ネットでこれだけ情報が流れている時代にそんなことを言ってると、一般ユーザーさんに笑われちゃうぞっ!

 次回、原因判明編 同じ型のに乗っている人は、すぐボンネット開けてみたくなるかも。
 

 

 

 
 
 
 

bmwミニ CVT EP表示修理

mini1.jpg
マニュアルモードが効かなくなったBMW、変速ショックのトゥーラン、そして今回一番手間のかかったミニONE
もともとは簡単な整備で入庫の、この白いミニがその後cvtのエマージェンシーランプを点灯させて一番手間がかかることになった。

mini3.jpg
 メーター内のパッドの黄色いランプが点灯(このランプはまだ序の口)していたので、ペラペラになったリヤパッドとセンサーを交換。
 フロントパッドは残厚十分なのに、パッドセンサーが削れたままのが付いていたので、フロントのセンサーも交換。
パッド替える時はセンサーもちゃんと替えておきましょう。
 カチャカチャやっているとリセットできてランプも消えました。

 パワステのホースやらエンジンオイルやらも替わって、「さあ整備終了」と思ってミニONE君を工場の外に移動しようとすると、まともに発進出来ない。

 やっとのことで、がくがくしながら車をはしらせようとした時、メーター内のシフトポジションの所(普通だとPとかDになっているところにEPと表示されていることに気づいた。

 mini20.jpg
 
 
 
 

Y様トゥーラン変速ショック修理記録

トゥーラン
 Y様トゥーランの修理記録です
yoo2.jpg
 入っていたオートマオイルです。かなりの汚れ方でしたが、大きな金属片などは出てこなかったので
まだ、本体の機械的部分に故障はないようです。

yoo6.jpg
 これが、6速ミッションのバルブボディです。
 これを、分解清掃します。
yoo7.jpg
 バルブをすべてはずし、オイル通路にたまった金属粉を清掃しました。
yoo5.jpg
 変速を制御してる電磁バルブです。
 特殊工具を使って分解します。
yoo4.jpg
 電磁バルブの軸受けです。
 これが、熱で変形しバルブの動きが悪くなることが、変速ショックの原因です。
 6速X2個で12個交換します。

 画像にはありませんが、セパレートプレート(バルブボディの仕切り版)の油圧通路に加工を施しオイルの流れを改善します。
yoo3.jpg
 オイルパンもきれいに清掃し、ゴミや金属片を取り除いてから組み付けました。
 組み付け完了後、残留している汚れをできるだけ取り除くためオイル交換を2回繰り返しました。

 しばらく乗って頂いた後、もう一度オイル交換と油圧の調整の予定です。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR